【日本製白磁】shinogi 凌 750ccポット＆煎茶碗

日本の美しい白磁
岐阜県東部の多治見等を生産地とする美濃焼。その中で磁器の一大産地であった瑞浪市に息づく伝統工芸技術をいまに伝える美しい白磁の焼成技術と繊細な形状を作り上げる成型の技術が活かされた優美なうつわ。
瑞浪市では昭和30～４０年代、国内で作られる洋食器の約25%を製造し、欧米を中心に展開する世界のハイブランドの磁器をOEM製造していました。世界の名ブランドの食器を作ることで地域に蓄積された製品製造の技術をいま、ジャパネスクモダンデザインと融合し、再び注目を集めています。
ほんものの素材と技術
うつわを作る土は天然の資源のため常に異なった成分です。そんな気分屋の土を陶工は見て触れて、どのように扱えばいつものように器になってくれるか想像し仕上げます。どのように機械化が進んでもよい陶磁器を作り上げるには人の力が必要になります。
また、この商品の白磁はガラス質の多い磁器土を1340度で焼き上げます。不純物を焼切るまで高温で焼き上げられた土と釉薬は、融けあい、ガラス化し、淡く透けるような光沢を生み出し、そして同時に洗いやすく、汚れにくい素材となり、道具として長く使っていただくことが可能となります。
生地の表面に釉薬を施す施釉は、表面に均一に施すには高度な技術を要します。絵付けも全て人の手で行い、ひとつひとつ味わい深く作られていきます。ものづくりを突き詰めることで美しさと機能性が互いに高まっていく・・・。
ほんものの素材ならではの美しいうつわは、手にとるとしっくりとなじみ、料理をひきたて、暮らしになじみます
shinogi 凌
側面に入った縞に釉薬が溜まり、深みのある味わいのポット。白のほかにべっこう飴のような艶やかな「飴」ame brown、木製テーブルにもなじむ深いグリーンの「織部」oribe greenをご用意しました。たっぷりと入れられる750ｃｃサイズのため、日常使いはもちろん、お客様用にもおすすめです